経審の評点は「経営規模等」と「経営状況」の大きく2つにわかれています。
「経営規模等」は、建設業の許可行政庁(大臣許可は国土交通省関東地方整備局などの各地方整備局長、知事許可は神奈川県などの各都道府県知事)が審査を行います。
「経営状況」は国土交通大臣の登録を受けた、民間の登録状況分析機関が決算書に基づいて分析を行っています。
大きく以下の4つの評価項目があります。
評価項目 | 記号 |
完成工事高 | X1 |
自己資本額および平均利益額 | X2 |
技術職員数および元請完成工事高 | Z |
その他の審査項目(社会性等) | W |
※その他の審査項目(社会性等)の項目は、「労働福祉の状況」、「建設業の営業継続の状況」、「防災活動への貢献状況、法令遵守の状況」、「建設業の経理状況」、「研究開発の状況」、「建設機械の保有状況」、「国際標準化機構が定めた規格による登録の状況」、「若年の技術者および技能労働者の育成および確保の状況」になっています。
評価項目とさらに経営指標があります。
評価項目 | 経営指標 | 記 号 | |
---|---|---|---|
負債抵抗力 | 純支払利息比率 | X1 | Y |
負債回転期間 | X2 | ||
収益性・効率性 | 総資本売上総利益率 | X3 | |
売上高経常利益率 | X4 | ||
財務健全性 | 自己資本対固定資産比率 | X5 | |
自己資本率 | X6 | ||
絶対的力量 | 営業キャッシュ・フロー | X7 | |
利益剰余金 | X8 |
経営規模等の各評点と経営状況の評点に一定のウエイト(係数)をかけた数値になります。
P=0.25(X1)+0.15(X2)+0.20(Y)+0.25(Z)+0.15(W)
(各評点にウエイトをかけて算出された数値(小数点以下も含む)を合計したうえで、小数点以下第1位を四捨五入します。)
各項目ごとに上限値、下限値、総合評定値Pを100%とした場合の割合です。
X1 | X2 | Y | Z | W | P | |
上限値 | 2,309 | 2,280 | 1,595 | 2,441 | 1,919 | 2,136 |
下限値 | 397 | 454 | 0 | 456 | 0 | 281 |
ウエイト | 25% | 15% | 20% | 25% | 15% | 100% |
総合評定値は、土木一式工事、とび・土工工事など各業種ごとに算定されます。
そのうち「完成工事高評点(X1)」と「技術職員数および元請完成工事高評点(Z)」は申請した各業種ごとに算出され、その他の「自己資本額および平均利益率(X2)」「経営状況(Y)」「その他の審査項目(社会性)」の評点は同一の数値の加算になります。
横浜市、神奈川県で経審のお考えの方は、当事務所へご連絡ください。
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