建設工事発注者別評価点(横浜市)について
●発注者別評価点とは
これまで見てきた「経営事項審査」は、建設業法に基づき公共工事を受注しようとする建設業者を共通の基準により評価するものでした。
「発注者別評価点(いわゆる主観点)」は、地域の実情を踏まえて、当該地域(例えば、横浜市や神奈川県など)における実績、地域貢献などを発注者が独自に審査します。今回は横浜市の事例について解説致します。
評価される内容は、工事内容に関係ある項目(工事成績、表彰歴等技術力、安全対策等)と、社会性を評価する項目(社会貢献、不正行為、建設産業政策)で、より地域のニーズに応じて評価されます。