経審の審査項目

弊行政書士事務所では、横浜市・神奈川県の経営事項審査(経審)の申請サポートを行っています。
この記事では、経審での審査項目について書いていきます。

経営事項審査(経審)とは?

経営事項審査(経審)とは、建設工事業者の方が、公共工事への入札参加を希望する際受ける審査です。
国・県・市区町村などから建設工事を直接受ける場合には、その自治体等に対し「入札参加資格申請」を行い、参加資格を得ることとなっております。
「入札参加資格申請」では、建設業者の能力や規模によって、建設業者の「格付け」等を行います。この格付けは、経営事項審査(経審)の結果を基に行われます。

経営事項審査(経審)の審査項目

経営事項審査(経審)の総合評定値をP点と言います。
P点の最高点は2,136で、最低点は281点となっております。

<経審の算出式>
P=0.25X1+0.15X2+0.20Y+0.25Z+0.15W

1)経営規模(X1, X2)
 ・完成工事高、自己資本額など
2)経営状況(Y)
 ・純支払利息比率、負債回転期間など、財務諸表を基に、収益性や安定性などを審査
3)技術力(Z)
 ・技術職員数、元請完成工事高
4)社会性などその他の審査項目(W)
 ・労働福祉の状況、建設業の営業継続、社会保険の加入状況などを審査

このP点が高ければ、入札参加申請においては高い格付けが見込めます。

経営事項審査(経審)の手続き

ここでは、簡単に経審を受けるための手順について書きます。

① 決算変更届の提出…経審の手続きは、決算変更届の提出から始まります。
          工事経歴書の作成と確認書類の整合に注意が必要です。
          また、「税抜」基準で作成することも大切です!

② 経営状況分析申請…「経営状況分析機関」に申請書や財務諸表を提出し、経営状況Y点の算出を依頼します。
          工事経歴書と同じく「税抜」基準となっております。

③ 経営事項審査申請書…経営状況分析の結果通知書が交付されましたら、経審の申請と確認資料を用意して、申請を行います。
           申請日は月に4回程度の為、申請日を念頭に入れながら、準備を行うことが重要です。

横浜市・神奈川県にて経営事項審査(経審)をお考えの方は、かもめ行政書士法人にお任せ下さい!平日夜19時まで、日祝日も対応し、初回相談は無料で行っています。

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