経審・建設機械のポイント

先日、横浜市の建設業者の経審（経営事項審査）の申請サポートを致しました。

建設機械を多数保有されている会社様でしたので、今回経審における「建設機械」の要件について確認致しましたので、このサイトにも記載致します。この内容は神奈川県の経審について書いています。

経審で認められる建設機械の種類と要件

①
・ショベル系堀削機
ショベル、バックホウ、ドラグライン、クラムシェル、クレーン又はパイルドライバーのアタッチメントを有するもの

・ブルトーザー
　自重が3トン以上のもの

・トラクターショベル
　バケット容量が0.4立方メートル以上のもの

・モーターグレーダー
　自重が5トン以上のもの

②　大型ダンプ車
　車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上で、建設業を届け出、表示番号の指定を受けているもの

③　移動式クレーン
　つり上げ荷重が3トン以上のもの（但し、固定式クレーンは対象外です。）

経審における必要書類

経審申請時は、以下の書類が必要になります。
１．建設機械の保有一覧表（経審書式）
２．建設機械の売買契約書又はリース契約書（割賦販売契約書も可）のコピー
３．特定自主検査記録票、移動クレーン件査証、自動車検査証のコピー
４．該当機械の写真またはカタログコピー

注意ポイント！
・リース契約書においては、リース契約期間が、経営事項審査の有効期間（1年7か月間）を超えていることが必要です。
・レンタル契約は対象外です。
・建設業者間での売買契約、リース及びレンタル契約は対象外です。但し、日本建設機械工業会の様式による譲渡証明書に証明できる場合は、建設業者間での譲渡も対象になります。